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燃焼試験の補足

こんにちは。品質管理の清水です。

寒い! 冬なので当たり前と言えば当たり前なのですが、寒さの苦手な私にとってはイヤな季節になりました。
とはいえ、ストーブの効いた部屋で食べるアイスは最高ですね(笑)。

さて、先週24日のブログ(燃焼試験)の内容がかなりアバウトな書き方となっていましたので補足を致します。
燃焼試験の目的は、材料の着火性と炎の拡散速度等が基準以内にあるかどうかを調べることにあります。
対象となるものは、あごひげ、口ひげ、かつら、なりきりで身に着けるもの、子供が中に入ることが意図された製品、柔らかい物質が詰まった製品(対象外となるものもありますが)等々、身に着けたり、抱きしめたり、中に入って遊んだりする玩具となります。
試験方法については、長くなるので割愛を致しますが、対象物を45度の角度に傾けて所定の方法で着火、燃え方を確認します。
燃えたとしてもすぐに自消すればよいのですが、一番危険なのは手品のネタに火をつけると一瞬で燃え広がりハトや花が出てくるものがありますが、試験で同じように一瞬で非常に危険でNGとなります。
具体的にはあまり燃やしたことはないかと思いますが、卓球のボールを燃やすと本当に一瞬で燃え広がります。
このように、早いスピードで燃え広がると多くの問題があるため、そのようなことがないか試験をし確認を致しております。

24日のブログでは、弊社内で簡易的な確認をした内容が記載されていますが、STマークを取る場合は、こういった試験を行い、問題ないことを確認したうえで生産を致しております。

どうぞ、宜しくお願い致します。

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