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射出成形機について

こんにちは、生産部の小林です。

 

5月18日、今日は昨日と違って少し汗ばむ気温ですね。

 

今日は弊社製品で主に使用している射出成形について、ふと思い出したのでお話ししたいと思います。

以前にも少しお話しましたが、成形する際に成形条件というのがあります。成形条件とは、材料の溶かす温度、射出スピード・圧力・時間、冷却時間などを成型品に合わせて調整をします。

成型品の形状や製品の仕様にもよりますが、気温や湿度の違いによっても、成型条件を変える場合があります。これは極端な話ではありますが。。。

 

現在、弊社の生産のメインは中国やバングラデシュですが、以前は弊社内(国内)でも生産していて成型機を動かしていました。私も実際に成型機を動かして成形条件を調整して生産をしていたときがありました。

新規金型の始めの試し打ち(テストショット)の際に、パーツの形状が薄いもの厚いもの複雑なもの、パーツ点数が多いなどの金型の場合、この条件がなかなかでないときがあります。このような状態になったときは、当時 金型が拗ねたとか、へそを曲げたなどと言っていたことを思いだします。

当時弊社内で使用していた成形機は古いものでバルブを左右にまわして調整していましたが、現在の成形機はデジタルになりタッチパネルになっているため、細かい調整もしやすくなっています。

 

弊社が当時使用していた最後の射出成形機
弊社が当時使用していた最後の射出成形機

 

弊社ではお客様の要望に合わせ、弊社のノウハウをもってパーツ分けや造りを検討し生産をいたします。皆様のニーズに合った楽しい夢のある商品を作っていければと日々努力しています。

 

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